From:巽 匡(たつみ まさし)
あなたは、なにかに【チャレンジ】しようとして、
結局できなかったことはありませんか?
前回、僕のブログでは物事のやり始めには、
ものすごくエネルギーがいるから大変って話しをしました。
例えば、
勉強しようと思ったけど、YouTubeを見てしまったり
ダイエットしようとして、TVに夢中になったり
好きな女の子に告白しようとしたけど、言えなかったり
これには理由があって、どうやら人間は『言い訳する感情』を
『5秒の間』に作り上げてしまうと言われています。
『好きな女の子に告白しようとしたけど、言えなかった』という例では、
迷っている5秒の間に『断られて、気まずくなったらどうしよう』と、
告白しないですむための感情を作ってしまうわけです。
神経科学者のアントニオ・ダマシオによると、人間が意思決定を下すとき、感情を基準するケースは95%だそうです。さっきの例を見てもらえればわかるように、感情的な選択が最善の結果をもたらしてくれることはほとんどないと言われています。
このように、脳は不確かなことや、不安なこと、新しいことに対して抑制的な感情を作り出します。
これは、現状維持バイアスといって、この先、自分が変わらなければ損をしてしまう状況にあったとしても
「今の生活や環境をなるべく維持させよう」と、現状を変化させることを避けようとします。
では、どうすれば人生を変えることが出来るのか?
それは選択を『5秒で決断する』ことです。
5・4・3・2・1・ゴー!!
すごくシンプルですよね(笑)
方法はシンプルですが、客観的に自分を認知する方法(メタ認知)として、科学的な裏付けがあります。
まず、5・4・3・2・1と、カウントダウンすることで、思考パターンが阻止され、言い訳を考えることが難しくなると言われています。また、この方法によって脳に、自分自身を支配していると錯覚させ、行った行動は成功体験として自信へと繋がるそうです。心理学者のジュリアン・ロッターは、自分自身をコントロールしている行動が、幸福度を増加させ、物事を成功しやすくさせるとしています。
社会心理学者のハイディーグラント教授によると
この『5秒数えたら、何かをやる』といったように
『〇〇したら、△△をする』といったテクニックを
If-Thenプランニングと呼んでいます。
5秒数えて『大丈夫!』という風に、この方法を使うと、不安な気持ちなどのメンタル面の改善にも効果が大きかったとされており、また、取り組む課題が成功する可能性を3倍も高めるという結果も得られています。
僕が好きな言葉で、発明王トーマス・エジソンの
『失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ。』
という言葉があります。
こんな風に言われると失敗するのがちょっと楽になりませんか?
そもそも、失敗するっていう考え方がない(笑)
僕はとにかく、何か行動を起こしていれば、少しずつ成功出来ると思っています。
ぜひ、考える前に5秒で行動してみてください。
P.S.
僕の中の理論に、
『やっといた方がいいかな?って思ったやつは、たいがいやっといた方がいい理論』があります(笑)
コメント